自身の身体で何かと気になる「中性脂肪」
今回の「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京 2017.8.28O.A.)の番組内では、そんな「中性脂肪」にスポットを当て、健康になるための方法を徹底紹介していました。
そんな中、今回番組内でも大きく取り上げられたのが「AMPキナーゼ」です。
これは糖や脂肪を効率よく燃やし中性脂肪化させない働きを持っている酵素の一種ということです。
「AMPキナーゼ」は藤井宜晴・首都大学東京教授が世界で初めて発見しました。
そしてこれは同様の効果がある「インスリン」以来の発明とも言われています。
インスリンといえば「糖尿病」治療の代名詞ともいえます。
どれだけ偉大な発見であるかがうかがえますね。
AMPキナーゼを活性化させるには?
「AMPキナーゼ」を活性化させるには一日20分程度の運動でいいとのことです。
しかもこれはまとめて20分行わなくてもいいということです。
細切れでもトータルで20分程度であれば効果があるということなんです。
具体的には、自転車運動が最適だということで、これは電動自転車でも問題はないとのことです。
キツイ運動が苦手な方から見れば手軽に行えてなんとも嬉しいですね。
その他にも簡易的なエアロビクス等の有酸素運動等も効果的とされています。
日常的な生活内でも効果的なものは多く、
子供と一緒に遊ぶ、階段を使う、家事全般など。
軽度な物でもいいので身体を動かすことを意識することが大切とのことです。
また、これらの運動のタイミングですが
食後すぐのタイミングがより効果的であるということです。
これは通常食後に上がるとされる血糖値を、上がる前に下げるとういう考え方だそうです。
そして、効果的な食事としては「鯖の水煮缶」が効果的とされ注目を浴びていました。
中性脂肪を下げる栄養素としてEPAやDHAが挙げられますが、これらは酸化されやすく足が速いのが難点とされています。
これを補っているのが缶詰なんです。
酸化を防いで効果的にEPAやDHAを摂取できるのがいいんですね。
鯖の水煮缶は料理のレパートリーでも扱いやすく、鯖缶のオニオンサラダや鯖缶フレークなどがおススメとして取り上げられていました。
一見難しそうなイメージがある「AMPキナーゼ」というワードですが、思った以上に簡単にチャレンジできる取り組みだなと感じています。
皆さんも健康活動として自身の生活に取り込んでみてはいかがでしょうか。