先行きが不透明な現代社会において、将来が約束された”安定”とはほぼ皆無となっています。
そんな社会情勢の影響もあってか、近年では会社に依存せず自ら起業や独立を考える人達が増えています。
若者の”働き方”に対する考え方
現代の若者の多くの”働き方”に対する考えは大きく次の3点に分けられると思います。
- 所属している会社に腰を据えて、常に上昇志向の炎を絶やさず、出世を目標にして身を粉にして働く人。
- 現在のポジションを維持して出世を拒み続け、責任を負わずそれなりの給料をもらい続ける人。
- よりコスパの良い収入とやりがいを求めて起業、独立する人。
2番に関しては、まさに現代社会の象徴のように感じますね。
”ブラック企業”という言葉が流行り始めた昨今、様々な労働環境問題がメディアで取り上げられ、企業が抱える責任の重さ等が目立つようになりました。
これにより、出世した先の”管理職”という肩書自体にマイナスイメージが感じられるようになってきたと感じています。
若者の価値観
今のマーケット全体を見ると、消費者、とくに若者の消費者は何をするにも”コストパフォーマンス”を重んじる風潮にあります。
その点を考慮すれば、この様な”出世を望まない若者”が増えている実情も腑に落ちます。
自ずと現代の若者は、”出世”に対する決定的なメリットを見出すことができず、むしろデメリットの方が表面化してきているため現状維持を希望する若者が増えてきてしまっているという印象です。
こういった考え方については個人的には、「半分賛成、半分疑問」といったイメージです。
批判自体はしませんが、完全に賛成といった感じではないですね。
こういった将来のプランを最終的に自身で決断したのであれば、、、
- どのような結果が待っていようと自分の中で責任をもって受け止める。
- 次に繋げていくプランを用意しておく。
- 常に挑戦と失敗と成功の繰り返しで経験値を増やす。
等の倫理的思考ありきの行動であれば”賛成”です。
逆に、先を考えずにただただ現状に流されているようでは現実味に欠けるため”疑問”に思います。
どんな人にも後悔無い人生を歩んでほしい願望はもちろんあるのですが、自身で選択した道にしっかりと責任を持てるようになれれば、大きな意味ではどんな道でもいいのではないかというのが個人の見解です。
最終的な決断を自身で下したのであれば、もう他の誰の責任も及ばない自分だけの道になります。
自分を信じて自己責任で歩んでほしいですね。
私自身への戒めも込めて言わせていただきました。。。